普段ならば人のいない時間。部室では卑猥な音の響きと共に二人の人影があった。
一人は、学校中にその悪名を響かせる男ヒル魔。
もう一人は、学校中の男子から羨望と尊敬の眼差しを集める美少女まもりだった。
「お?まだ射れてもいないのに濡れてるなぁ?糞マネ」
「うるさい……馬鹿……っ」
ぴちゅっ、ぐちゅっ……。
左手で泌部をかきまわしながらヒル魔が笑う。
「……卑らしい体してんな、お前。ま〜、一人でがっついてるくらいだから当然か?」
「しつこいわね!ほっといてよ馬鹿ぁっ、――あんっっ!!」
声をあげたまもりに、ヒル魔は素早く右手で乳首をつまむ。
今まで放置されていた箇所を突然つままれ、まもりは思わずその身を剃らした。
「無理して喋ると舌噛むぞ〜♪」
「……〜〜!!」
彼女は机に両肘をついて体をささえ、腰を突き出すという実に卑猥な体制をとっていた。
腰を突き出されているのは、無論、彼女といるもう一人。ヒル魔だった。
彼女のショーツはすでに降ろされており、めくられたスカートが、彼女の腰の動きに合わせて揺れた。
また、ブラウスのボタンは外れ、ブラジャーも何故か上へとずれ、その豊かな胸はあらわとなっている。
素肌のほとんどが外気にさらされたまもりの格好。
まもりがそんな格好をしているのは、勿論、理由があった。

◆ ◇ ◆

「あ、そうだ。今日って休みだー」
今日、まもりは、部活が休みという事を忘れて一人部室へとやってきてしまった。
(どうしよ……って言っても帰るしかないか)
まもりは、小さく溜め息をつくと、素早く帰ろうとした。
だが、その目があるロッカーで止まった。
何故かそのロッカーは扉が僅かに開いていた。風に合わせてカタカタと扉が揺れる。
ヒル魔のロッカーだった。
(ヒル魔……閉め忘れたんだ、珍しい)
まもりは思わず足を止め、ロッカーへと近付いた。
辺りを見回す。だが、無論誰もいる筈がない。
「……」
まもりは恐る恐る手を伸ばすとその扉を開けた。
キイー……という音が、室内に響く。
(……)
中に入っていたのは着替数着とヘルメットだった。特にこれといったモノがあったわけでは無い。
だがまもりは、それらを見て一瞬目を見開いた。
着替の中にあった一着。
それは紛れもなくまもりが以前ヒル魔に借りたものだった。
(わぁ……)
気付いた瞬間、思わずまもりはその一着を手に取っていた。
微かに残る、石鹸の匂い。
まもりの顔が、耳まで赤くなった。
(……そういえば、最近全然してないもんなぁ)
そう思うと、体の中心にうずきを感じる。まもりは思わず手を股間へ沈めた。
そこは既に、下着越しからでもわかるほどにしっとりと潤っていた。
(やだ、私ったら……)
ただ思い出しただけで濡れてしまうなんて。
どうやら、処理せずにいるのも限界のようだ。
まもりは、辺りを見回すと再度誰もいない事を確かめ、その場に座った。膝を床につけたまま足がM字型に広がる。正座をくずした座り方だった。
そして、パンティーを太股のつけ根まで降ろした。
それは、広がったスカートで隠す事の出来るぎりぎりの位置。
(誰も来ませんように……!)
まもりは心の中でそう呟くと、再度、股間に手を伸ばした。
ぐちゅ、くちゅっ……。
卑猥な音が室内に響く。
そして、それに合わせて響くまもりの声。
誰かに聞かれないように、とそれは押し殺されたものになっていた。
「は……っ、あっ……!」
まもりは泌部に指を抜き指しして快感を得ようとしていた。
だが、体勢が体勢だけに、どうも最も感度の高い位置まで指をいれる事が出来ない。
何より、例えいれる指を二本三本と増やしたところで、生身の男のそれを射れた時と同じ快楽が得られるわけがない。
(ヒル魔……っ……)
次第にまもりは、体中のほてりと、物足りなさを意識せざるを得なくなった。
まもりの右手が、ブラウスの襟元へと伸びる。
左手では泌部をかきまわしたまま、まもりは器用にも、左手だけでブラウスのボタンを外していった。
やがて全てのボタンが外され、はだけたブラウスから、真新しい白いブラジャーがのぞいた。
「ん……!はあ……んっ!あん……っ!」
泌部への愛撫だけでは足りない。
まもりはブラジャーを上にずらし、あらわとなった胸を愛撫しはじめた。
豊かな胸が揉みしだかれ形を崩す。しばらくして両胸の先端にある桃色の突起が、固くとがりはじめる。
――絶頂が近い。
まもりは床につけていた両膝をあげて身を剃らした。
体勢が変わり、泌部で抜き指ししていた指が、より奥へと指し射れられる。
「……――!!」
まもりが絶頂に声をあげようとした瞬間だった。
「何してんだ?糞マネ」
背後からの聞き慣れた声に、まもりの表情が凍った。

(ヒル魔……何で……っ!)
まもりの顔からざぁっと血の気が引く。
「?」
何も答えないまもりを不思議そうに見つめながら、ヒル魔はまもりの元へと近付いていった。
一歩、二歩。
自分に近付いてくるヒル魔の気配。まもりに一瞬遅れて自らの痴体を見られた事への羞恥心が生まれた。
「……!」
青ざめた顔に血の気が戻りみるみる赤くなっていく。
「お前――……」
ヒル魔の呆れた声はまもりのすぐ耳元で聞こえた。
「……こんなとこで発情してんのか?」
「――ひぁんっっ!!」
言葉と同時にヒル魔がまもりのそのとがった乳首をつまみあげた。ヒル魔は左右の脇の下から両腕をまわし、まもりの両胸を激しく揉みしだく。
強い力で揉みしだかれ、まもりの両胸はまるで何かの生き物のようにぐにぐにと形を変えた。
「あっ……はあん……っ! んっ……んぁっ、あぁっ! ああぁんっ……っ!!」
たまらずまもりの口からは甘い声が漏れその体からは力が抜けた。
ヒル魔がそのまま立ち上がると、まもりの体はヒル魔に支えられる形で立ち上がった。
まもりの首が力を無くしてかくん、と後ろに倒れた。視線が上に向き、まもりは僅かな高低差から自分を見下ろすヒル魔と目があった。
その顔に張り付いた、自身を嘲るような微笑み。
「相変わらずいい声出すな?お前は」
「……それはどーもありがとう」
揶揄するヒル魔に、まもりは無愛想に答えた。

「はんっ、あっ……はあぁああ……っ、あん……っ」
ヒル魔の秘部への執拗な愛撫。
あと僅かで絶頂まで昇りつめられる、まもりがそう思う度に指は抜かれ、まもりの秘部から愛液が滴り落ちた。
屹立した陰核は、その高慢な態度からは想像の出来ない、優しく丁寧な動きでつままれ、愛でられる。
だけれど物足りない。もっと奥へといれて欲しい――。
「ん……っ、はあ……っ……」
まもりは上体をより低く机に押し付け、より高く腰を突き上げた。
何を求めているのかがすぐにわかるその体制。だが、ヒル魔はまもりのその本能を剥き出しにした雌そのものの姿勢を目の前にしても、今だまもりの求めに応じようとはしなかった。
ヒル魔はチャックを開け自分の逸物を取り出すと、そそりたつそれでまもりの陰核に触れた。
決して秘部を貫く事はせず、ただ、割れ目をなぞり陰核をつつく。粘膜の擦れる音が微かに響いた。
「あ……っ、……あっ、ああぁん……っ!ヒル魔……っ!」
さすがのまもりも、この攻めには耐えられず、ヒル魔の名を呼んだ。
体中を駆け巡る激しいうずきに、室内に充満しはじめる淫臭に、思考がかきまわされる。
理性が飛ぶ。今まで必死に保ってきた、僅かな、最後の理性が。
「ん……ぁ……っ、ヒル魔――……っ」
まもりは全て忘れて哀願しようとした。
だが、本当に理性の飛ぶすんでの所でまもりは最後の理性を保った。
「――何だ? 糞マネ。言ってみろ?」
まもりの耳に届いたヒル魔の声。
その声にはまもりの痴体を楽しむ響きがあり、とたんにまもりは我に帰った。
だが体中を駆け巡る激しい疾きが収まるわけではない。
まもりは一瞬躊躇したが、その滑稽な口調を改めると、普段の会話のように毅然とした口調で言った。
それは、抵抗と言うよりは意地に近かったかもしれない。だがそれは、まもりが今この状況に置いてヒル魔に出来る精一杯の抵抗だった。
「とっとと射れなさいよっ! この変態……っ!」
「……――面白い答えじゃねぇか。糞マネ」
ヒル魔は小さく呟くと、まもりの腰をつかんだ。

――ずぷっ、ぬちゅっ……
ゆっくりとそれは、まもりの中を貫いていった。
ヒル魔は、勢いよく腰を打ち付けることをしなかった。
「ぁ……ふぁ、あ……っ……!」
最も、それがまもりを焦らすためなのか、それだけではないのか。
それはヒル魔自身もわからなくなってきていた。
まもりの肉の襞は僅かにでも気を抜けば、逆にヒル魔自身が先に達してしまいそうなほどに、きつく吸い付いてくる。
勿論それは散々焦らされた所為もあるだろうが、それだけの為である筈がない。まもり自身の質によるものが大きいのだ。
「オイ糞マネ……名器って言われた事、あるだろ?」
「な……!無いわよっ!!へ、変なこと言わな……あんっ!……い、言わないで……っ!――あぁんっっ!」
ヒル魔は自分に反論するまもりのいささか必死な反応に軽く笑った。だが、それは今までのまもりに対しての笑みとはどこか違っていた。
室内に満ちる淫臭、あえぎ。ただの雌に成り下がっていくまもりの姿。そして――……自身の中から生まれてくる激しいうずきに。
ヒル魔の笑みはまもりを嘲るものからどこか自嘲的なものに変わっていった。
「はっ、そうかよ……っ!なら……言っとくぜ糞マネ……お前みてえなのは他に、いねえよっっ!!」
「あん……っ!な、何よ、それえ……っ!あん……っ!!――んあっ!!?」
するとヒル魔は、中ほどまでしか進んでいなかったそれを、突然、激しく突き射れた。
「――あぁあっ!!?」
そしてほとんど同時に腰を動かす。
突然動きを変えたヒル魔に、まもりの体が大きくバランスを崩した。
(糞マネ、てめえのには……この俺が溺れそうになんだよ……っ!)
「――ヒ、ヒル魔っ、何いきなり――……!んっ、あんっ!ああぁっ!あぁあっあぁんんっっ!!!」
まもりはバランスを崩す中で、必死で机にしがみついた。だがヒル魔は、そんなまもりに構わず、なおも激しくまもりの中を突き続ける。 机がガタガタと激しく揺れ、擦り合う淫液が辺りに散った。
「んっ……ああっ!!やっ!はあっ!ヒル魔ぁっっ!!」
「……とっとと……っイけ……っ!この糞マ、ネ……っっ」
「ん……あ、あぁあぁあああぁあ―――――っっっ!!!」
「――!」
一際高い声を上げて、まもりは達した。
同時にヒル魔は、素早く自身の陰茎をまもりの中から引き抜いた。
白濁色の液体が散り、室内を生臭い臭いが満たした。

◆ ◇ ◆

シュッ!シュ――――ッッ!!
まもりは衣服の乱れも十分に直さないまま、私物の消臭スプレーを室内に吹き付けていた。ピンク色のそれの、濃厚な薔薇の香りにヒル魔が顔をしかめる。
「……オイ、糞マネ。お前、ここをトイレにでもする気か?」
「明日気付かれたらどうするのよっ!……ほら、早くそっちかたして!」
ヒル魔の言葉にまもりは顔を赤くしながら、ヒル魔を顎で促した。
軽い溜め息を突きながらも、ヒル魔はそれに従う。
散らかった室内を、ヒル魔は手際よく片付けていった。
「……」
「……」
その背を見ながら、ふとまもりは気になっていた事を訊いてみた。
「……ねえヒル魔」
「何だ?」
「今日休みでしょ?なんでここにきたの?」
「あ? 忘れてた私物取りに来たんだよ。ロッカ―空いてただろうが。今更何言ってんだ」
ヒル魔の言葉に、まもりは今日こうなったそもそものきっかけを思い出した。
カタカタと音を立てて開いたロッカー。
そこから取り出してしまったTシャツ。
そして――。
(……ロッカーが開いてた時点で気付けば良かった)
自身のした事を思いだし、今更ながらもまもりはうなだれた。
そんなまもりを見てヒル魔が呆れたように声を出した。
「まさかてめえ……俺がいた事に気付いて無かったのか?」
「気付いてたらあんな事してないわよっ!……あっ、あんな事!!」
まもりの顔が耳まで赤く染まる。
ヒル魔がそれを見てニヤリと笑った。
「……誘いに来たんだと思ったぜ」
「〜〜っ!!そんな訳無いでしょ〜〜!!」
あんまりといえばあんまりな言葉に、半ば反射的にまもりはヒル魔に飛びかかった。だがヒル魔は易々とそれを交わすと、まもりの頭に小さな包みをのせた。
「!」
「ケケッ。まあ、俺だったんだからいーじゃねえか淫乱女」
「な、何?」
まもりがそれを手にとると開ける前にヒル魔が言った。
「ピルだよ。妊娠されちゃたまんねーからな。他の奴なら持ってねーぞ」
「ああそっか……って、ヒル魔!あんたまたつけないで……!」
「じゃ〜な」
まもりが声を荒げたが、ヒル魔は悪びれる様子もなく去って行ってしまった。
(全く……大体どこで買って来てるのよ?)
まもりは小さく溜め息をつきながら、渡されたピルを飲み込んだ。
 



 
動画 アダルト動画 ライブチャット